Hi-STANDARDの再始動は恋と似ている『SOUNDS LIKE SHIT』感想

SOUNDS LIKE SHIT 映画批評

2018年11月10日から公開されている、Hi-STANDARDのドキュメンタリー『SOUNDS LIKE SHIT』を昨日見て来ました。とても良い映画だなと思ったので、感想などを書き記しておこうと思います。

SOUNDS LIKE SHIT

SOUNDS LIKE SHITとは

SOUNDS LIKE SHIT2

日本を代表する人気パンクバンド「Hi-STANDARD」の栄光と挫折、再始動の裏側に迫ったドキュメンタリー。1999年発表のアルバムが全世界で100万枚以上の売上を記録するなど、若者たちを中心に絶大な人気を誇ったHi-STANDARD。2000年に理由を一切公表することなく突如として活動停止し、様々な噂や憶測が飛び交ったが、11年に再始動を遂げ、17年には初のアリーナツアーを成功させた。かつて伝説と呼ばれた3人のメンバーたちが、自身の絶頂とドン底、活動停止の真相やそれぞれの思いについて赤裸々に語る。圧倒的な演奏シーンや、これが初出となる貴重な映像の数々も満載。

映画.comより引用。

SOUNDS LIKE SHIT感想

私は中学生の時にHi-STANDARDと出会い、そこから活動休止の2000年までドップリとハマりました。
音楽好きになったり、バンドを始めるきっかけになったひとつとして、自分の中ではとても大きな存在でした。

そんなHi-STANDARDのドキュメンタリーとあって、これは見るしかない!ということで公開の初日に劇場に足を運んで来ました。

本作はHi-STANDARDの結成から、空白の活動休止期間を経て、再始動までの間の3人の心の動きがかなり細かく語られていて、AIRJAM2000の大トリ、30分前までステージに立てるかどうかも分からなかったケンさんの話や、2012年のツネさんの精神的に自身を追い込んでしまいドラムが叩けなくなった話など、自分が当時熱狂していたHi-STANDARDはこんな気持ちでステージに立っていたのか……と衝撃を受ける部分がたくさんありました。

結成当初の話から現在に至るまで、全体を通して強く感じたのはHi-STANDARDのメンバー3人がそれぞれのことをすごく思いやっていて、Hi-STANDARDというバンドは3人にとって特別すぎる存在であるということ。

爆発的な人気が出てしまったが故に生まれたすれ違い、その結果の長い長い休止期間、その中で醸された思いが現在のHi-STANDARDを作り出し、最後ケンさんの口から「間違いなく今のHi-STANDARDは最強」という言葉が出たところで思わず号泣してしまいました。

Hi-STANDARDのことをずっと忘れられずにいて離れられない難波さんの思い、一度離れたからこそ分かり合える部分、個人的に恋愛や結婚みたいだなと思いました。

3人のことが好きなHi-STANDARDファンは大満足できる内容ですし、知らない人にもバンドマンの格好良さだけではない、繊細さや悩みが素直に表現されている、ドキュメンタリー映画としておススメです。

是非気になった方は会場に足を運んでみてくださいね。何か感じる事があればSNSでシェアやフォローをして、コメントをいただけるとありがたいです。以上アリマックスでした!

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