シン・ゴジラが私に与えてくれる快楽がちょっと危なげで良い

シン・ゴジラ 映画批評

どうもみなさま、おはこんばんちわ!アリマックスです。

いやー見てきましたシン・ゴジラ。

私の周りの評価が異常に良かったもので、すごく興奮できるんだろうなぁと期待していたのですが、予想通り超興奮させていただきました。

ここから先、ネタバレも含むため、まだ本編を見ていない方の閲覧はお勧めしません。

とりあえず1回目を見たあとの私のホットな感想を書かせていただきます。

ぜひ映画を見てから読んでくださいね。

今っぽさがムンムンしてる

1番最初にゴジラが現れた時、発生地点の近くにいた市民たちは、ツイキャスやニコ生的なもので配信をしていたり、iPhoneで動画を撮っていたりして、危機的状況を理解していないのか、それとも興味が勝ってしまっているのか……。

この状況にとても今っぽさを感じました。

逆に映画の枠の外から見てる私が「おいおいお前ら逃げろよこの状況!」的な焦りがありましたね。この感覚面白い。

ゴジラが一度海に戻っていった翌日には、日常がすぐさま動き出す感じとかもなんか最近体験したような感じだなぁと思いました。

パキッとしたキャラクターばかりでわかりやすい気持ちの良さ

シン・ゴジラはキャストが豪華って所も売りだと思うんですけど、メインキャストのみんなが頼り甲斐があるキャラクターばかりで見ていて非常に気持ちが良いのです。

長谷川博己さんをはじめとしたバキバキ進めていくスタイルはもちろんの事、一見頼りなさそうに見える内閣総理大臣役の大杉漣さん、そして後任となる平泉成さん、この人達も市民のことを思いながらも決めるとこ決める気持ちの良さ、市川実日子さんの的確で頭がキレる早口言葉トークもしびれる。

他にも沢山、キャラクター設定がとても気持ち良いです。

人間のキャラクターにストレスを感じないで対ゴジラに集中して見ることができますね。

ゴジラ第一形態の気持ち悪さ

劇中でゴジラはその形態を何度か変えるんですが、1番最初に出てくるゴジラ、ちょっと気持ち悪すぎるでしょう。

1番最初に見た時はイメージのゴジラと違いすぎてなにこれっ!ってなりました笑

オリジナルちゃんと見たことないのでわからないですが、こういうもんなんですかね、結構衝撃でした。

エヴァっぽさ、というかエヴァまんまだけど良い

すでに色々な人が語ってますが、エヴァまんまです笑劇中の音楽も、作戦名もゴジラでさえも使徒のよう。

庵野作品ファンは間違いなく楽しめると思いますし、エヴァを見たことがない人にも庵野作品の感覚をしっかり植え付けられる事でしょう。

自己破壊にも似た、フルボッコになる東京が最高

私は東京生まれ東京育ちですが、馴染みのある場所がゴジラによってフルボッコにされるのですが、あの絶望的感覚が自己破壊にも似て快楽を感じちゃいましたね。

もっとやれ!もっとやれゴジラ!と思うほどに……。

これを快楽ととってしまうのはちょっと危ない気もするけど、エンターテインメントなんてそんなモノですよね。

その中でやはり無人在来線爆弾の存在感は秀逸!心の中でうぉぉぉぉお!と叫びましたね。

キャストが全然把握できない

そうそうたるキャストがでてきているんですが、全然まだ見つけられていないキャストも多いので、これは完全にリピートしたくなりますね。

本当によく作られている……ANIとかKREVAとかどこにいたんだ……全くわからない。

まとめ

とにかく上質な興奮を得られるということに関しては、間違いない映画でしたね。

映画久しぶりに見たけど本当に良かった。

まだ劇場で何回かみる事になりそうなので、また感想を書けたらと思います。

何か感じる事があればSNSでシェアやフォローをして、コメントをいただけるとありがたいです。以上アリマックスでした!

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