2022年6月1日高解像度・高視野角が売りのHMDPimax8KXなどを販売しているPimaxから、新しいHMD「Pimax Crystal QLED」が発表されましたので、本日はそちらについてご紹介していきたいと思います。
Pimax Crystal QLED概要
2021年昨年の10月に行われたPimaxのイベントPimaxFrontierにて、12Kの解像度と水平視野角200°最大200Hzのリフレッシュレートを実現する、恐ろしいHMD「Pimax Reality 12K QLED」が発表されたことが記憶に新しいと思います。
今回発表された「Pimax Crystal QLED」に関しては、簡単に言うと「Pimax Reality 12K QLED」の解像度を落として、安価にしさらに新しい機能を詰め込んだPimax Realityシリーズの記念すべき一台目の製品となるようです。
それでは早速スペックの方を見ていきたいと思います。
Pimax Crystal QLEDスペック
まずは簡単にPimax Crystal QLEDの特徴をざっとお話していきます。
翻訳しながら作ったので、ちょっと間違っている部分があったらごめんなさい。
プラスチックレンズではなくガラスレンズを採用
非球面ガラスレンズを採用することで、透明度を高めてすごいクリアな視界になるみたいですね。
ガラスレンズにすることで、コーティングも可能になりました。
ブルーライトカット、防塵コーティング、反射防止コーティングを搭載しているそうです。
耐久性があるガラスレンズは良いですね!
交換式のレンズを採用
視野角、PPDのバランスをレンズ交換して自分で選べる。
これは素晴らしいですよね、現時点ではわかりませんが、視力が悪い人向けのレンズなんかもできるかもしれませんね。
PPD
120°の視野角の場合PPDはなんと脅威の42PPD!
これは現行のHMDの中でもトップクラスの数字です。
140°の場合は35ppdと前述した交換式レンズを変更することによって変えることができるようです。
対応ハードウェアスペック
視野角が狭くなっているため、Crystalは案外低スペックでも動作するようです。
最低GTX1060 Radeon Rx480以上
推奨RTX20系 Radeon 5000以上
これは意外ですね!PCスペックがHMDの性能に追いつかないってことはなさそうですね。
解像度QLED5760x2880
両目で5Kの解像度を持つCrystalですが、今までのPimaxシリーズと比べると解像度が低いように思われがちですね。
数値を見ると8KXの総ピクセル数と同じになりますが、ピクセル密度と視野角によってCrystalの方が綺麗に見えるようです。
最大160hzのリフレッシュレート
こちらも今までのPimaxシリーズと比べると少し低い感じがしますが、正直160hzもあれば十分ですよね。
QLED+MiniーLED
液晶ディスプレイはQLED+MiniーLEDのいいとこどりのディスプレイを採用。
これにより豊富な色数と有機ELレベルの綺麗な黒色の発色を両立。
WiGigによる無線VR通信
「WiGig」は、60GHz帯という非常に高い周波数帯を利用し、最大7Gbpsという高速通信を実現する無線通信規格です。
安定した通信ができるといふれこみですが、HTCは2018年8月に「VIVE」を無線化するアダプター「Vive Wireless Adapter」を発売しました。
しかし、日本では技適マークの取得ができず、販売できないことが明らかになっています。
これは「無線設備規則」に定められた規制にある、「送信機は、一の筐体に収められており、かつ、容易に開けることができないこと。」(第49条20七イ)
こちらに該当する理由で取得できなかったと言われております。
Crystalを見るとこちらもアンテナが外付けとなりそうなので、こちらは日本での技適取得が難しいかもしれません。
Omni All-in-Oneを採用
PimaxReality12KQLEDと同じシステムであるOmni All-in-OneがCrystalにも採用されています。
スタンドアロン用とPCVR用に2つのチップを搭載し、それぞれの用途で使い分ける機能を搭載。
4つのカメラによるインサイドアウト形式のスタンドアロンとPCVRのハイブリットタイプ
Crystalは4つのカメラを搭載しインサイドアウト型のスタンドアロンVR端末として使えるのはもちろんのこと、PCVRとのハイブリッドタイプです。
アイトラッキングとフェイストラッキング採用
アイトラッキングとフェイストラッキンを標準装備追加端末が不要でできるのはとても魅力的です。
LIGHTHOUSE Cover
PimaxCrystalQLEDは追加のフェイスカバーを追加することで、さまざまな機能を追加することができます。
例えば$199で追加できるLIGHTHOUSE Coverでは、SteamVRによるトラッキングに対応できます。
これでいつも通りのSteamVRでVRChatフルトラッキングなどができます。
MR用のカラーパススルーが可能なフェイスカバーも開発中ということです。
価格は$1,899
価格は$1,899となっております。
現在の価格だと約25万円ですね、どうですかね?安いか高いか絶妙ところだと思います。
ちなみにPImaxのオーナーの方はオーナー割引があり、$100割引があります。
さらにLighthouse Sleveを購入するとさらに$100割引になるそうです。
発売日
発売日は2022年のQ3(2022年7月〜9月)となっております。
私は購入はしないと思いますが、発売が非常に楽しみです!
コメント