2018年12月18日に都内某所にて、骨伝導を搭載したウェアラブル端末であるORII(オリー)のブロガーミーティングが行われました。本日はそちらのイベントとORIIを実際に使ってみた様子をご紹介いたします。
クラウドファンディングで絶大な人気を集めたORII
ORIIはアメリカのクラウドファンディングサービス「Kickstarter」で、目標金額を10倍で調達し人気を集め、日本最大級クラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」にて行われたクラウドファンディングにおいても2,474%で達成した人気プロジェクトです。
ORIIは指に装着するかたちのスマートボイスリングで、音声による通話とメッセージ送信ができます。
耳に触れるだけで、電話をかけたり、メッセージを送信したりとスマートフォンが取り出せない場所でも指がスマートフォンの代わりになる革新的なデバイスです!
ブロガーミーティングの会場のおしゃれな雰囲気に心踊りつつORIIについてお勉強。
Origami LabsのCo-Founder & CEOであるケビンは目が不自由な父が、スマホなどの機器をスクリーンなしで使える方法を求めており、その解決策としてORIIという新しいスマートデバイスを生み出しました。
視覚障害に関わらず、満員電車やすぐにスマートフォンを取り出せないなど、多くの状況で便利にスマホを使える世界を生み出しました。
実際にブロガーミーティングの会場で使ってみると、骨伝導を使ったORIIを介した音声は驚くほどクリアで終始興奮状態!
(Photo by webledge けーすけ氏)
ORII使ってみた
というわけでブロガーミーティング後、実際に届いたORIIをより細かく見ていきたいと思います。
黒いシンプルなパッケージはなかなかかっこいい。
本体と充電器の下に、説明書・ケーブル・ドライバー・サイズ違いのリング達が入っています
アプリをストアからDLして、設定していきます。
本体のボタンを押して起動、アプリのいう通りに進めれば初期設定は非常に簡単です。
このデバイスの肝はリングのサイズです。様々なサイズに変更ができるので、自分にぴったりのサイズを選びましょう。
ここがガバガバだとクリアな音声を体験できんないので注意してくださいね。
ちなみにリングのサイズ変更は付属のドライバーを使って差し替えるだけなので簡単です。
こちらのボタンは逆サイドにもついており、左指でも使うことができます。
基本的な使い方は、ORII本体を指に装着した状態で、親指で一回ボタンを押す、するとGoogleアシスタントもしくはSiriが起動し、スマートフォンを操作できるという仕組み。
実際に使ってみて感じたのはORIIを通して聞こえる音声のクリアさと、指をスマホにするという感覚が案外しっくりくるということです。ベースはあくまで音声アシストですがこれからスマートスピーカーや音声アシスタントができることの幅が広がることを考えると、とても未来のあるガジェットだと感じました。
気になった方はぜひ試してみてくださいね。
何か感じる事があればSNSでシェアやフォローをして、コメントをいただけるとありがたいです。以上アリマックスでした!
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