arpara5KマイクロOLED VRヘッドセット使ってみた!開封レビュー!

arpara

どうもみなさま、おはこんばんちわ!アリマックスです。

本日はキャンプファイヤーやキックスターターといったクラウドファンディングでとっても話題になっていた、ARPARA GLOBAL TECHNOLOGY. LIMITED社の5Kの解像度とマイクロOLEDディスプレイを搭載がウリの新しいヘッドセット「arpara 5K」をお借りしましたので、開封とレビューの方をご紹介します。

YouTubeに動画をあげているので、よかったらみてください!

今回お借りしたもの


・arpara 5K本体
PCやスマホと接続するタイプの、オールインワンタイプではない方ですね。今回はPCと繋げて試してみたいと思います。

・arparaTRACKER
こちらは単体であれば3DoFのarpara5Kを、6DoFに対応させるためのトラッカーです。
arpara5Kの本体に接続して使います。

・arparaHaloストラップ
こちらはデフォルトで付いているものより、少ししっかりしたハードタイプのヘッドストラップになります。

・arparaDP1.4ケーブル
PCに接続するためのDPケーブルです。

・フィッティングマスク
デフォルトだと小さめのマスクをアップデートしたものですね、こちらも試してみたいと思います。

「arpara5K」を開封の様子は是非YouTubeの動画をご覧ください。

arparaトラッカーを使ったSteamVRの使い方

ここからは開封して数日間じっくり使ってみましたので、使い方と触ってみた感じをお伝えしていこうと思います。

arparaはスマホやタブレットに接続して使う方法と、PCに接続して使う方法があります。
スマホやタブレットと接続して使う場合はVIVEFLOWみたいな感じをイメージしていただければいいと思います。

arpara本体だけでは3Dofの自由度にしか対応してないのですが、arparaトラッカーを搭載しベースステーションと連携することで、 6DoFでVRを楽しむこともできるということで、本日はその方法でSteamVRと連携する方法をご紹介いたします。

動作環境について

arparaのPC動作環境についてはこちらになります。
CPU Intel Cre i5 9400以上 Ryzen 5 5600X以上
メモリ 16GB以上
グラフィック Nvidia Gforece 2070 以上 Radeon非対応なので注意
システム windows 10
ポート DP入力

で私の環境ですが以下になります。
CPU Ryzen 9 3900以上
メモリ 32GB以上
グラフィック Nvidia Gforece 3070Ti 以上
システム windows 10

アルパラトラッカーの装着

arpara本体にトラッカーを取り付けます。
こちらはマイクロUSBケーブルで接続する仕様になっていますね。
カチッとはまったりするもんではないのですが、結構しっかりしている。

ケーブルの接続

USB Type-Cのケーブルでの接続はグラボにType-Cの出力がついているもののみ使えます。
単純にマザーボードのType-Cだと接続できないので注意。

私の環境だと今回はDP1.4ケーブルにて接続を行なっていきます。
このDP1.4ケーブルにはDP端子に加えてUSB3.0の端子が2つ付いております。
どうやらここから電源も供給しているようなので、注意が必要ですね、一応USB3.0のポートに2本刺してください。

このケーブルは現状ですと代用品を手に入れるのは難しく、Belkinで売っているものを個人輸入すれば可能性ワンチャンあるかも的な感じです。ただ差し込み口を加工したりしなければいけないそうで、しかも一万円以上するのでご注意ください。

注意しなければいけないのが、このDP1.4のケーブルは太くてPCに差し込むと周りのポートと干渉してしまうため、実質3ポートを占有します。ここは改善して欲しいポイントですね。

瞳孔間距離と視度調整

ケーブルを接続したら何かしらの画面が映ると思うので、まずは瞳孔間距離と視度調整をします。
IPDは本体裏がわのスライドで調整します。

視度はレンズ部分を回しながら調整するのですが、この時瞳孔間距離が調整中にずれちゃうことがあるので、カチカチとかある程度ホールドしてくれたら嬉しかったですね、しかし視力調整は素晴らしい。

私は死ぬほど視力が悪いし乱視なので、恩恵は受けられませんが、ちょっと目が悪い人だったらこれで解決できるのは素晴らしい。

解像度設定 arpara本体

続いて解像度を設定します。基本的に初めて接続した時は5K70Hzの解像度設定になっているので、調整不要なはずですが、一応調整方法を残しておきます。解像度設定は、本体裏のボタンから変更を行うのですが、デフォルトではロックされていて動かすことができません。

HDと3Dのボタンを両方同時押しして5秒くらいするとロックが外れます。
結構初期段階でこちらでつまづいた人が多いみたいです。

ロックが外れたら、本体の解像度設定を3Dモードで5088×2544に設定します。

解像度設定 PC側

ヘッドセットを5088×2544のモードに設定したら、同じくPC側の解像度設定があっているか確認します。
ちなみに設定は必ずこの5088×2544設定にして行わないとうまくいかなかったり、予想外のことが起きるのでご注意ください。

PCのデスクトップで右クリックをしてディスプレイ設定→マルチディスプレイ→表示画面を拡張する→ディスプレイの解像度5088×2544設定にします。なってたらそのままでOKです基本はそのままでなっているはず。

ディスプレイの詳細設定からディスプレイを選びます「ワイヤード(有線)ディスプレイ」ってやつですね→ディスプレイのアダプタープロパティというところから5088×2544 70Hzが選択されていることを確認。

ここで私の環境では問題が発生しました!
なぜか5Kの設定から5088×2544 70Hzの設定がありませんでした…4K90Hzの設定はあるのになんでって感じです。
これマジで2日間くらい悩んでいたんですが、YouTubeのコメントで以下ご意見いただいたいので、試してみてください。

PCのモニター設定に5088×2544の70HZがなく30HZしか設定できない件ですが ※これは使っているPCモニターの設定に引っ張られていただけだと思います 「NVIDIA コントロールパネル」で「スケーリングを実行するデバイス」を「GPU」に変更したら私は解消しました

 

あとは左右のレンズに違う映像が映る時があるんですよね。

イメージ的には左のレンズと右のレンズがそれぞれ独立したディスプレイとして認識されているようなイメージ?
まあこれは初期不良なのか、それとも私の環境が悪いのか謎なのですが。
この左右のレンズに違う映像が映っていたとしても、ゴリ押しでこの後の設定を行えば私の環境ではうまくいきました。

解像度設定 トラッカー

実はarparaトラッカーにも解像度の設定があり、基本的に最初は5K設定になっているのでいじらなくてもいいのですが、もし変更などしていたら、トラッカーをarparaに装着し、USBでPCに接続している状態でGoogle ドライブに入っているこちらのバッチファイル動かしましょう。
5Kに変更したい時は5Kのバッチ、4Kに変更したい場合は4Kのバッチを走らせましょう。黒いウィンドウが開いて文字が流れて閉じればOKです。

SteamVRのダウンロードとインストール

PCゲームクライアントである、SteamをPCにダウンロードしましょう。
Steamがダウンロードできたら、ストアからSteamVRを検索して、こちらもダウンロードしておきましょう。

アルパラホームのダウンロード

続いてアルパラのホームアプリケーションであるアルパラホームですが、アルパラトラッカーを使ったSteamVRでの使用時は基本的に不要と公式からもアナウンスがあるのですが、こちらでarpara本体のファームウェアのアップデートができるので、私はダウンロードしました。インストールしてアルパラを繋げた状態で起動すると、ファームウエアが最新のものになるので、一応気休めにアップデートしておきました。

ちなみarparホームから接続ボタンを押すと一応SteamVRが起動します。
ただこの状態はarparaがNOLOインタラクティブデバイス経由で認識しちゃってるので、これではarparaトラッカーは動きません。

noloとhuaweicv1proのデバイスを無効にしてもいいのですが、やり方がわからない方は、ファームウエアのアップデートが終わったら、arparaホームをアンインストールするという方法でもOKと思います。

SteamVRのセットアップと起動

ベースステーションとコントローラを用意します。
ベースステーションの設置は通常のVIVEと同じ方法で構いません。
ちなみに公式的にはBS1.0よりBS2.0を推奨ってことでしたが、私の環境ではBS1.0+初代VIVEコンでも動きました。

既にBS1.0でルームスケールなど設定をしている場合は、一度全ての設定を最初からやり直すと、BS1.0でも正常に動作しました!

ここまで準備した状態でSteamVRを起動すると、ヘッドセットが先ほどとは違うアイコンで認識します。
初めてSteamVRを起動した倍は、ルームスケールの設定などが先に入るかもしれませんが、そちらは指示に従ってください。

こちらでコントローラーとヘッドセット、ベースステーションが認識され、ヘッドセット内にSteamVRのホームが表示できればOKです。

arparaでSteamVRを試してみて感じたこと

5Kの画質はまじで画面が綺麗!ドット感とか網目の感じは全くないです!
すごいよこれどうなっているの?って感じです。

ただ5Kは30HzだとFPS30なので画面ガクガクしててダメでした。
3840×1920 90Hzで使ってみたらマジで綺麗!
90Hzのヌルヌル高画質はマジですごい!あんまり5Kとの画質劣化も感じないので、これで全然OKです!

って思ったんですが、ゲームをプレイしていると頻繁にホワイトアウトからのブラックアウト→数秒で復帰みたいな現象が起きました。なのでゲームをプレイするのは厳しいかと思います。動画視聴用として使うのが今の所はベスト。

いくつか購入した方の意見を見ていて気になったモーションブラーについては、確かに少しありますね。
まあでも3840×1920 90Hzでのモーションブラーは許容範囲ではないかなと思いました。
5088×2544 30HzだとそもそもカクカクすぎてブラーかFPSのせいかわからないくらいw

色がちょっと黄色みがかるといった意見については確かに黄色っぽくなってますね。
PCがディスプレイとして認識しているので、色調整でこの辺りは少し調整可能かと思います。
あとはスイートスポットから外れると結構色味が変わることがあるので結構シビアかなと思いました。

arpara全体的に改善できたら嬉しいところ

・初期設定から使用までの全体的な安定感
・レンズの色味とブラー
・プレイ中のレンズ付近が熱くなる
・フェイスパッドやヘッドストラップ装着周り

arparaの良いところ

・とにかく画質が綺麗すぎる!最高!
・軽くて使い勝手が良い

arparaまとめ

ちょっとマイナスな点ばかりあげてしまいましたが、これはひどいデバイスと言っているわけではなくて、あくまでフィードバックです。画質に関しては本当に素晴らしいと思うので、今後のアップデートなどで対応できるところに期待します。

まあでもこのさまざまな不便さを覆すほどの綺麗さ!これ本当に素晴らしいです。
ぜひarparaさんには現状の課題をクリアして素晴らしい端末に仕上げていただけたらと思います。

 

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