29歳の男が1からDJを始めてみる

音楽

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画像:freevector.com

私は学生時代にバンドをやっていた、いわゆる「音楽好き」ってやつでライブやイベントに良く出掛けるのですが、そういう場所には高確率で「DJ」がいると思います。

「DJ」は小さいライブハウスイベントであればバンドのセットチェンジの時にレコードを回したり、クラブやダンスミュージックなどのイベントではメインアクトとして、パフォーマンスを行う。

「DJ」はオーディエンスを全力で踊らせるためにレコードを回し、繋げます。時には「ファファファファーン」や「ブビビビ」といった衝撃的な効果音を鳴らしたり、両手を広げて天を仰いだり、人差し指で天井を指差したり、ゴーグルみたいなでかいサングラスをしたり、髪と眉毛を金髪に染めたりしてるんです。

カッコいいです。

私もいい歳して髪の毛を金髪にしたり、人差し指を高らかに掲げて嵐のような歓声を貰いたいので、29歳という30代目前にしてDJを始めることにしました。

DJと私

DJを意識し始めたのは確か中学生の頃、友達のU君が突然ターンテーブルを購入したのがきっかけでした。今思えば、U君が私にとって初めてのDJですね。

当時はまだU君もただの中学生、レコードを買い漁れるお金などあるはずもなく、適当なレコードを適当に流してスクラッチや繋ぎの真似事をして楽しんでいたように記憶しています。この頃私はTHE BLUE HEARTSやHi-STANDARDのコピーバンドに夢中になっていた為に、DJって難しそうだな!程度にしか思っていませんでした。

当時U君が持っていたのはこんな感じのセット。
高校に入ってからU君は、DJセットを友達に売ってしまって、ついに私は初めて会ったDJのプレイをまともに見る事なく、彼の引退を見送ることとなった。

by カエレバ

 

時は過ぎて私も高校生。かなり自由な校風の私立高校に進んだ私は個性的で魅力的な友達に多大なる影響を受けました。多感なお年頃。

高校時代、私はよくT君という男にいじられていた。T君はHIPHOPが大好きで、彼にいじられている間に意図せずナチュラルに入ってくる情報は今になって思えばHIPHOPやDJにより興味を持つきっかけの1つでしたね。

因みに当時のT君はクラブスクラッチ(スクラッチの時にフェーダ―を高速で動かす)のしぐさを色々なところでやっていた。教室の机や、友人の腕などをフェーダ―に見立てて指をシャコシャコ動かしているT君はとても愛嬌があった。僕も定規をギターに見立ててエアギターをして、「アイツやばいやつだな…」と一線を引かれていたので、愛嬌があったと思う。

結局高校時代もバンドに明け暮れて、「DJ」の事は頭の片隅に存在する程度でした。

因みにクラブスクラッチはこんなやつ 00:31~の手の動き

時は過ぎて私も大学生~社会人。大学も後半になるとバンドもいつのまにかやらなくなり、友人のバンドやイベントに顔を出してはお酒をしこたま飲んで、モラトリアムをハイテンションに気化して踊り狂うというクソみたいな生活をしていたのですが、ちょうどこの頃実際にDJをやってみたいという興味が湧いてきました、出かけるイベントで色々なDJを見ていたのと、バンドをやらなくなって何か他にやりたいと思っていたからかもしれません。

DJを始める1歩

最近はPCDJというのが流行っていて、ターンテーブルとレコードを揃えなくても、PCDJコントローラーとパソコンを繋げれば手軽にDJができるらしいのです!そしてこれがそんなに価格が高くないのですよ~。

by カエレバ

 

というわけでDJの事をあまり知らずにとりあえず機材だけ購入してみました。

(正確にはクリスマスプレゼントで頂きました)

少し長くなってしまったので、今回はこの辺りで…。

コメント

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